大谷翔平、毎回4奪三振も3回途中6安打5失点「打たれているのは投げ損じ」
ホワイトソックス戦で計2回1/3で1四球4奪三振6安打5失点
■ホワイトソックス – エンゼルス(オープン戦・日本時間14日・グレンデール)
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックス戦(特別ルール)でオープン戦2度目の先発登板した。初回は無失点に抑えたが、2回はイニング途中で降板して4安打5失点。3回に再びマウンドに上がり、計2回1/3で1四球4奪三振6安打5失点だった。
オープン戦初登板から中7日を空けての登板。初回、先頭の2019年首位打者・アンダーソンに右中間二塁打を許したが、グランダルを直球で二飛。昨季MVPのアブレイユをスプリットで、モンカダをスライダーで空振り三振に仕留めた。
しかし、2回に捕まった。1死からロバートに初球スライダーを左中間ソロとされた。続くイートンの中越え二塁打、メルセデスの四球、ガルシアの一塁後方への二塁内野安打で1死満塁のピンチ。アンダーソンに同点の左前適時打に許した。グランダルをスプリットで空振り三振に抑えたところで一時降板した。救援陣が打ち込まれ、失点は5となった。
3回に再びマウンドへ。先頭・ロバートに左翼線二塁打、三盗を許した。イートンを二ゴロ、メルセデスをスライダーで空振り三振に仕留めた。ここで降板。計2回1/3で4奪三振1四球、6安打5失点。米メディアによると、フォーシームは99マイル(約159.3キロ)を計時した。
大谷は「打たれているのは投げ損じ。カーブは投げたいと思ったので、比較的にカーブは良かった。いい打者が多い。そういう打者と開幕前にできたのは良かった。打撃は特にいい見え方がしているキャンプはなかった。投球は間が空いているので、実戦の感覚としてはいいのかなと思います」と振り返った。
大谷は5日(同6日)のアスレチックスとのオープン戦で今季初登板。1回2/3で41球を投げ、3安打1失点。最速100マイル(約160.9キロ)を計時し、アウト全てを三振で奪う圧巻の投球を見せた。打者としてはオープン戦5試合に出場し、打率.538(13打数7安打)、1本塁打、3打点。
(Full-Count編集部)