大谷翔平、955日ぶり2打席連発で打率.563 6戦連続安打「結果以上に感じがいい」
初回ソロ&3回ソロはいずれも逆方向、3打数2安打、2本塁打、2打点
■レッズ 7-3 エンゼルス(オープン戦・日本時間16日・テンピ)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、レッズ戦に「2番・DH」でスタメン。初回の第1打席でいきなり4試合ぶりとなるオープン戦2号ソロを放つと、3回の第2打席でも豪快3号を叩き込み、2打席連発をマークした。1試合2発は2019年6月30日(同7月1日)のアスレチックス戦以来、2打席連発は2018年8月3日(同4日)のインディアンス戦以来、実に955日ぶりとなった。3打数2安打、2本塁打、2打点で打率.563に。試合は3-7でエンゼルスが敗れた。
レッズの“二刀流男”マイケル・ローレンゼン投手と対峙した大谷。初回1死走者なしの場面で打席に入ると、フルカウントから外角高めの球を強振。打球は左翼方向に高々と上がり、スタンド中段へ。オープン戦6試合連続安打となった。さらに3回1死走者なしで迎えた第2打席でも左中間方向にアーチを叩き込み、11日(同12日)のジャイアンツ戦から出場2試合連続での複数安打もマーク。5回の3打席目は空振り三振だった。
出番を終えた大谷は会見で「投げている方が自然と打席でも集中している感じはありますし、特に打席ではボール、ストライクの判断もいいと思う。結果以上に立っている感じはいいかなと思います」と手応えを強調。2打席連続アーチについては「1本目は2ストライクに追い込まれて、変化球を頭に入れながら真っすぐが来たので払うようにして打ったヒットですし。2本目はカウントのカーブ。真っすぐを待ってましたけど、ある程度、頭に入れながら振り抜けたので。違う本塁打で良かったと思います」と振り返った。
オープン戦では3日(同4日)のレンジャーズ戦で1号を放っていた大谷。この日の固め打ちで、16打数9安打、5打点、3本塁打。二刀流完全復活に向け、「今のところはいいかなと思いますね」と順調ぶりをうかがわせた。
(Full-Count編集部)