「打ち方を思い出した」大谷翔平 絶好調の打棒を北米メディアが称賛「素晴らしい」
昨年CY賞右腕からの141メートル弾は「紛れもなく目を見張るもの」
オープン戦で打ちまくるエンゼルス・大谷翔平投手。19日(日本時間20日)のロイヤルズ戦は、前日のブルワーズ戦に続いて欠場となったが、ここまで出場全8試合で安打を放ち、20打数12安打の打率.600、4本塁打、7打点、OPS1.809。驚異的な数字をたたきだしている。北米メディアもその打棒を称賛している。
カナダメディア「ザ・スコア」は「スプリングトレーニングで注目を集めている10選手」の1人に大谷を挙げ、「二刀流のオオタニが戻ってきた。春の成績は末頼もしい」と解説。「26歳のオオタニは健康のようであり、マウンド上では100マイル(約161キロ)の球を投げ、打席に立つと正真正銘のムーンショットをかっ飛ばしている。彼がサイ・ヤング賞のシェーン・ビーバーから放った464フィート(約141メートル)の一発は紛れもなく目を見張るものだ」と手放しで称賛している。
ちなみに「ザ・スコア」は大谷の他にドジャースのコーリー・シーガー内野手(打率.394、5本塁打、OPS1.322)、カブスのジョク・ピーダーソン外野手(打率.448、5本塁打、OPS1.583)らの名前を挙げている。
また、地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」は「ショウヘイ・オオタニ、ジョク・ピーダーソン、ジェイコブ・デグロムら、ここまでのスプリングトレーニングで特筆すべき選手たち」の見出しで詳報。「ショウヘイ・オオタニがマウンド上での姿を取り戻し、二刀流の評判を再び得ることができるかどうかは分からないままだ」とした上で「はっきりしていることが一つある。彼は打ち方を思い出したのだ。26歳の日本人選手は打者として素晴らしいスタートを切っている」と、高く評価している。
昨年は投手として2登板に終わり、打撃も打率.190、7本塁打と不振に終わった。「しかし彼は今のところ格段に良い状態のように見える。2018年に新人王を獲得する原動力となった打撃の技術を見せつけている」と絶賛している。
(Full-Count編集部)