ツインズ、ベンチコーチのマイク・ベル氏が死去 がん闘病中で今キャンプは不参加
親子孫3代の“メジャーリーガー一家”に育つ
前田健太投手が所属するミネソタ・ツインズは26日(日本時間27日)、ベンチコーチを務めるマイク・ベル氏の死去を発表した。46歳だった。今年1月に腎臓癌の手術を受けたベル氏は、今キャンプには参加しておらず、アリゾナの自宅で療養中だった。
ツインズ球団は「マイク・ベルを失い喪失感にかられています。チームとの短いかかわりの中で、マイクの前向きな姿勢はフィールドだけではなく、出会った全ての人に大きな影響を与えました」と、追悼の意を表した。
ベル氏は親子孫3代の“メジャーリーガー一家”に育ち、父はロッキーズなどの監督を務めたバディ・ベル氏で、現レッズのデビッド・ベル監督は実弟にあたる。1993年にレンジャーズからドラフト1巡目で指名され入団。その後、現役として13年間プレーした。引退後は、ダイヤモンドバックスでマイナー監督や育成部門を担当。昨年からツインズのコーチ陣に加わり、就任1年目でプレーオフ進出を果たしたロッコ・バルデリ監督の右腕としてチームを支えた。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)