【女子野球】開志学園が創部9年目で悲願の初V 土壇場で履正社を逆転、全国高校選抜
6回まで3点リード許すも…最終7回に鮮やか逆転劇!
第22回全国高等学校女子硬式野球選抜大会(加須きずなスタジアム)は4月2日に決勝戦が行われ、開志学園(新潟)が5-3で履正社(大阪)に競り勝ち、創部9年目で初優勝した。
2017年以来の全国制覇を目指す履正社の先発・坂尻咲希(新3年)を前に序盤は1安打と苦しい展開だったが、3点を追う最終7回の攻撃で逆転。7番・大友渚月(新3年)の中前打で1点を返し、8番・指名打者の関口心愛(新2年)が決勝タイムリー。「打った瞬間は頭が真っ白で3塁についてやっと嬉しさがこみ上げた」と自身初めての全国大会の舞台を踏み締めた。
開志学園の漆原大夢監督は「相手が好投手な上に守備もしっかりしていて苦しかったが、選手たちががんばった。打のチームなので最後に得点につながった」と振り返った。
(喜岡桜 / Sakura Kioka)