投手を睨み付け「いつもと違う気迫だね」 大谷翔平の珍しい行動に米記者も注目
場内騒然の場面、大谷の一挙手一投足に注目「死球を受けた後に不満だった」
■エンゼルス 7ー6 アストロズ(日本時間6日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地でのアストロズ戦の8回に代打で登場。死球で4試合連続出塁をマークしたが、相手投手を睨みつける場面があった。その後、決勝の生還を果たすきっかけとなったが、珍しく感情を剥き出しにした姿に米記者たちも反応している。
鬼気迫る表情だった。2点を追う8回無死一、二塁。1ストライクからの2球目にスライダーが抜けて右太もも付近に当たった。大谷は一塁へ歩きながらマウンドのスミスを睨みつけ、元同僚の捕手マルドナードは仲裁に入る仕草を見せた。結局、乱闘にはならなかったものの、場内は一時騒然となった。
米スポーツ専門メディア「ジ・スレチック」元記者で、エンゼルス専門ポッドキャスト番組「Locked On Angels」で司会者を務めるブレント・マグワイア氏は、ツイッターで「ショウヘイ・オオタニはスミスから死球を受けた後に不満だった」と投稿。米TV局「ESPN」のコラムニストであるオールデン・ゴンザレス氏も「ショウヘイ・オオタニがスミスの変化球を右膝に受けた後に睨みつける。ふうっ、いつもと違う気迫だね」と綴った。
地元TV局「FOX26 ヒューストン」でスポーツディレクターを務めるマーク・バーマン氏は「ショウヘイ・オオタニはジョー・スミスに言いたいことがあるようだ。スミスは不注意にも彼に死球を与え、満塁にしてしまった。間違いなく故意ではなかった」と強調。前日4日(同5日)の本拠地・ホワイトソックス戦では投打で衝撃的な姿を見せた大谷。伝説のシーズンが始まる予感を漂わせるだけに、その一挙手一投足には注目が集まっている。
(Full-Count編集部)