「これは誰も打てない」 とんでもない角度でネットに突き刺さる大暴投にファン爆笑
タイガースのソトが投じた1球は計測史上5位の高さを記録
■ツインズ 15ー6 タイガース(日本時間6日・デトロイト)
その高さ、実に2メートル80センチ。どんな大男でも届きそうにない球史に残る大暴投が起こった。
5日(日本時間6日)に行われたタイガースとツインズの一戦。タイガースのグレゴリー・ソト投手が力強く投じた1球はとんでもない角度で真っすぐにバックネットへ突き刺さった。大量ビハインドの8回から登板したソトが、先頭のミゲル・サノに投じた初球だった。98マイル(約157.7キロ)の剛速球は球審の遥か頭上を通過していった。
この1球には実況も「待って待って」と動揺し、思わず大笑いしてしまう珍プレー。打者と捕手が遥か上空を見上げる姿がいかにもシュール。投げたソト本人は手が滑ったと言わんばかりにユニホームで手を拭い、マウンドの土をならしていた。
MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」がツイッターで、この様子を公開すると「ちょっとだけ外れちゃったね」「これは恥ずかしい」「これは誰も打てない」などと様々なコメントが寄せられた。なお、この大暴投はスタットキャストで高さ9.21フィート(約280センチ)と計測。これは2008年に投球計測が始まって以来、史上5番目の高さだという。ちなみに最も高い投球は2018年にフェルナンド・ロドニーが記録した10.92フィート(約333センチ)だ。