ジ軍で明暗分かれる2人のNPB経験者 青木宣親と対照的なマギーに暗雲?

ともに今季から世界一球団に加入も、元楽天マギーは打率1割台の低調

 今季から加入した元楽天のケーシー・マギー内野手の不振により、ジャイアンツが正三塁手の緊急補強に動いていると、かつてレッズ、ナショナルズでGMを務めたジム・ボウデン氏が自身のツイッターでレポートした。

 2013年に楽天の日本一に貢献したマギーは昨季、マーリンズでメジャー復帰。序盤戦にはオールスターの最終候補にもノミネートされるほどの活躍を見せ、最終的に打率2割8分7厘、4本塁打、76打点の成績を残した。

 今季は生まれ故郷サンタクルーズにほど近いサンフランシスコにトレードで加入。レッドソックスに移籍した人気者、パブロ・サンドバル内野手の後継者として期待されていたが、ここまで21試合出場で打率1割8分1厘、1本塁打、3打点と不振にあえいでいる。ダブルプレー9個はメジャー最多だ。

 ボウデン氏は「ジャイアンツはアラミス・ラミレスのような1年間のつなぎ役ではなく、三塁手の長期間の解決策を求めている。マイナーリーグの投手をトレードで出すことを希望」と自身のツイッターで報告。ワールドシリーズを最近5年間で3度制覇した名門において、マギーは加入早々にレギュラー失格の烙印を押されようとしている。

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