大谷翔平は「何でも出来ることを証明」 弾丸192キロ二塁打を含む3安打3打点を米称賛
MLB公式サイトはトップニュースで報じる「二刀流スターのショウヘイ・オオタニは……」
■エンゼルス 10ー3 ロイヤルズ(日本時間13日・カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地のロイヤルズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。初回に5試合連続安打となる左前打、7回に右越え2点二塁打を放つと、9回には左翼へダメ押し適時二塁打。5打数3安打3打点で今季初の猛打賞をマークした。打率.333に上がった。
圧巻は1点差の7回2死二、三塁だった。3番手右腕バーローの高めに浮いたシンカーを右越えへ。打球速度は自己最速で、今季メジャー最速119マイル(約191.5キロ)を記録する2点二塁打となった。9回にも左翼へダメ押し適時二塁打を放ち、今季初の猛打賞に3打点の大活躍。大リーグ公式サイトはトップニュースで大谷の活躍を伝えた。
「二刀流のスターであるショウヘイ・オオタニは現在健康であるため、フィールド上でほとんど何でも出来るということを証明し続けている。そして彼は10-3と勝利したカウフマンスタジアムでのロイヤルズ戦でまたしてもあっと言わせる活躍をし、7回に放った重大な2点二塁打は119マイルという素晴らしい打球だった」
スタットキャストが導入された2015年から119マイル以上の打球を放ったのは5人のみ。ヤンキースのスタントン(18回)、ジャッジ(5回)、サンチェスの3選手にツインズのクルーズだけだ。史上最速は2017年10月1日にスタントンが放った122.2マイル(約196.6キロ)の安打だという。
チームは14安打10得点を挙げ、2018年5月7日以来1071日ぶりの地区単独首位に浮上した。大谷は打率.333まで上げた。大リーグ公式サイトは「オオタニにとって今季7本目の長打であり、彼は打撃面で絶好調の滑り出しを見せている。そしてこの2アウトからの2点二塁打はエンゼルスがかなり必要としていた余裕をもたらした」とチームにとっても価値のある一打と称賛。AP通信も「ショウヘイ・オオタニは100マイル以上の球を投げられる。彼は100マイル以上の打球も打てる」と称えている。
(Full-Count編集部)