もうトラウトだけじゃない? 大谷翔平、特大4号&3安打で“チーム打撃8冠王”
2番スタメンで快足内野安打、特大4号ソロ、179キロ右前打
■ロイヤルズ 3ー2 エンゼルス(日本時間14日・カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地のロイヤルズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。初回の遊撃内野安打で6試合連続安打をマーク。5回の第3打席で特大4号ソロを放った。9回の右前打で2試合連続の猛打賞を記録。5打数3安打1打点で打率.364となった。チームは2-3で敗れた。
特大弾は2点を追う5回2死だった。通算65勝左腕・ダフィーのスライダーをバットに乗せ、バックスクリーン右へ。打球速度109マイル(約175.4キロ)、飛距離431フィート(約131.3メートル)。打った瞬間それと分かる一発で、日米通算100本塁打(MLB51発、NPB48発)に王手をかけた。
初回1死で足を生かして遊撃内野安打。9回1死一塁では打球速度111マイル(約178.6キロ)の右前打を放った。チームの勝利につながらなかったものの、マドン監督は「あれ以上の自信を持つことは出来ない」と激賞した。チーム内の個人打撃成績でも席巻している。
ここまで大谷は全11試合出場し、打率.364、4本塁打、12打点、2盗塁、OPS1.187。打率、OPSはチーム2位、本塁打はチーム最多タイ、打点と盗塁はチーム最多だ。さらに成績を見ていくと、10得点、16安打、3二塁打、2三塁打、長打率.795と計8部門でチームトップだ。
主砲のトラウトは打率.368、4本塁打、11四球、出塁率.510、OPS1.273と計5部門でチームトップだ。4番のレンドンやファウラー、スタッシーら故障者が続出。それでも、打者・大谷がトラウトに引けを取らない打撃でチームを牽引している。
(Full-Count編集部)