鷹、守護神の森唯斗が左肘の腫れで一時離脱 工藤監督が託す代役クローザーは誰に?
モイネロがファーストチョイスも、打順の巡りでは8回に投げさせるプランも
ソフトバンクの守護神・森唯斗投手が数日間、戦線を離れることになった。投げる方とは逆の「左肘」に腫れがあるため、2、3日様子を見るという。工藤公康監督によると、現時点では16日からの西武戦(メットライフD)にも帯同させない方針だ。
15日のオリックス戦前の練習に守護神の姿はなかった。工藤監督は「投げる方と反対の肘が腫れたりしているので様子を見ようということで、今日は(ベンチに)入れてませんし、遠征にも連れて行かない予定にしている。問題ないというふうになれば合流させる予定にしている」と明かした。指揮官によれば、怪我ではない模様だ。
今季ここまで8試合に登板して1勝0敗4セーブ、防御率1.13と安定した成績を残しているクローザーの森。守護神の突然の一時戦線離脱で気になるのは代役の守護神は誰が務めるのか、だ。
もちろん、そのファーストチョイスになるのは鉄壁のセットアッパーのモイネロだ。工藤監督は「モイネロを9回に使うか、ちょっと打順によっては8回にしてみたり。試合で鍵になる選手に回るのであればモイネロに行ってもらう」と語る。
基本はモイネロが任されることになりそうだが、そこは臨機応変に対応するプラン。たとえば、8回に相手打線の中軸に回る場合にはモイネロに任せ、9回は別のリリーフに締めさせることもあり得るようだ。森の離脱は数日間で済む見込みで、その間は代役守護神モイネロを軸に、全員で乗り越えていくことになる。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)