打撃も「100%」通用の大谷、オープン戦デビューは「投手」 監督が見通し語る
フリー打撃登板の翌日は軽めの調整、今週中頃に再びブルペンへ
エンゼルスのスプリングトレーニングで始動した大谷翔平投手。投打で周囲を驚かせる中、マイク・ソーシア監督がオープン戦について投手でデビューさせる見通しを明かしている。MLB公式サイトが伝えている。
17日(日本時間18日)に今キャンプ初のフリー打撃に登板した右腕はマイナー選手を相手に2イニングを想定し、計30球を投じた。その翌18日(日本時間19日)には軽めの調整を実施。その様子をMLB公式サイトがレポートした。
その中でソーシア監督は「ショウヘイは(土曜日に)2イニングほど投げているからね。(トレーニングが)より軽めになる日だよ」と説明しつつ、日本ハムからの情報も参考にして二刀流のスケジュールを組んでいることに言及。「彼は週の中頃にブルペンで投げることになるだろう」と語った。また記事によると、指揮官はカクタスリーグのデビュー戦について打者より投手としてになるとの見通しも語りつつ、日程については言及しなかったという。
大谷は打撃練習でも存在感を放ち、先日はエリック・ヒンスキー打撃コーチも「オオタニは左の強打者として脅威になり得る存在。打線に厚みをもたせるし、ソーシア監督の選択肢を増やすことになる」と絶賛。メジャーで活躍できる可能性について「100%!」と語っていた。
海を渡っても順調に評価を高める「投手・大谷」と「打者・大谷」。二刀流への期待が高まる中、当初の予定通り、今後も投手優先のスケジュールが組まれていくようだ。
(Full-Count編集部)