通算667本塁打プホルス、戦力外の理由は? エ軍GM「彼への敬意」「DHにはオオタニ」
プホルスは通算2886試合に出場し3253安打、667本塁打、2112打点、打率.298
■エンゼルス ー レイズ(日本時間7日・アナハイム)
エンゼルスは6日(日本時間7日)、メジャー歴代5位の通算667本塁打、歴代2位の2112打点など数々の功績を残しているアルバート・プホルス内野手を戦力外にしたことを発表。本拠地レイズ戦を前にペリー・ミナシアンGM、ジョン・カルピーノ球団社長、ジョー・マドン監督が会見を行った。
10年契約の最終年となった今季序盤にもかかわらず、エンゼルスは苦渋の決断を下した。今季24試合に出場し打率.198、5本塁打、12打点のプホルスを戦力外にした理由をミナシアンGMは「適切な時が来たということではない。ジャレド・ウォルシュという非常に楽しみな若い一塁手がいる。私たちは彼が毎日一塁を守るところを見たいと思っている。またDHにはショウヘイ・オオタニがいる。だから、これは出場機会に関することだ」と説明。ここまで、クリーンアップを担い、打率.333、6本塁打、22打点の27歳のウォルシュや、大谷の存在で出場機会が減っていることに言及した。
プホルス自身もベンチを温める役割ではなくスタメンとしてプレーを望んでいるようで「彼への敬意として、ベンチに置いておいて出場機会を与えないというのは彼にとっても良くない。適切な時などないが、球団としてベストな選択をした」と語った。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)