筒香嘉智が戦力外 2年13.2億円契約を地元紙酷評「高くついた」「横浜に2.6億円も…」
今季は26試合出場し、打率.167、0本塁打、5打点
レイズは11日(日本時間12日)、筒香嘉智内野手をメジャー出場の前提となるロースター40人枠から外す手続きを取った。2年契約最終年の今季は26試合出場し、打率.167、0本塁打、5打点と打撃が振るわなかった。代わりに24歳の三塁手ケビン・パドロが昇格した。
筒香は2019年オフにDeNAからポスティングシステムを利用してメジャー挑戦。2年総額1200万ドル(当時約13億2000万円)でレイズ入りした。コロナ禍で開幕が遅れた昨季は51試合出場し、打率.197、8本塁打、24打点だった。今季年俸は700万ドル(約7億6200万円)。今後は他球団へのトレードやウエーバー公示にかけられての移籍、マイナー降格などの可能性もある。
日本人スラッガーの戦力外通告。地元紙「タンパベイ・タイムズ」は「レイズと契約してから大した活躍をしなかった」「レイズはヨシ・ツツゴウをもう見飽きたと心に決めた」と辛辣に伝えた。2019年オフに2年総額1200万ドル(当時約13億2000万円)でレイズ入り。今季年俸は700万ドル(約7億6200万円)とチーム内でも高額だった。同紙は「(筒香と契約した)決断はレイズにとって高くついた。彼が所属していたヨコハマの球団に対して240万ドル(約2億6000万円)も払っていた」と高い買い物になったと報じた。
春季キャンプでは一塁にも挑戦。起用法の幅を広げたが、同紙は「上手くいったことは何もないように思えた」と指摘した。筒香のメジャー挑戦は苦しい展開を見せているが、レイズでの2年間を糧にし地元メディアを見返したい。
(Full-Count編集部)