大谷は「投打で支配的な力」 MLB30球団の「次なるスター候補」に日本人2選手
米メディア選出のMLB30球団「次なるスター候補」、大谷&平野も選出
新シーズンの開幕が迫るメジャーリーグ。昨季はヤンキースのアーロン・ジャッジ、ドジャースのコディ・ベリンジャーが存在感を放ち、新人王に輝いた。今季はどのようなスターが現れるのか。このほど米メディアが全30球団の「次なるスター」の候補となる選手たちを特集。各球団一人ずつを挙げる中、2人の日本人選手が選ばれている。
「MLB全30球団の次なるスター選手を予測する」との見出しで特集したのは米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・リポート」。その中に選ばれているのは日本ハムからエンゼルスに移籍した大谷翔平投手とオリックスからダイヤモンドバックスに移籍した平野佳寿投手だ。
エンゼルスで二刀流実現を視野に入れる大谷については「マウンドと打席で支配的な力を持っている」と評し、日本ハム5シーズンの防御率(2.52)、9イニング当たりの奪三振数(10.3)、OPS(.859)を紹介。「オオタニの才能を考慮すると、彼は今スプリングトレーニングにおける最も大きな話題の一つである」と熱い視線を向けた。
またダイヤモンドバックスのスター候補として名前を挙げた平野については、守護神フェルナンド・ロドニーが退団した穴を埋める候補とし、「この33歳の選手は、指揮官であるトーリ・ロブロから絶賛されている」とレポートした。
今オフは西武から牧田和久投手もパドレスに入団しており、スプリングトレーニングでは地面すれすれから投げ込むサブマリン投法に大きな注目が集まっている。日本球界から羽ばたいた選手たちは、30球団の「次なるスター」となれるか。その活躍が期待される。
(Full-Count編集部)