大谷翔平、MVPの大本命? 開幕2か月の活躍に米メディア「あまりにも素晴らしい」
記者7人中6人が大谷を選出「チームが強いか弱いかは影響しない」
米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」は開幕から約2か月が経過した時点の各リーグMVPを発表。担当記者7人が選ぶ企画でエンゼルスの大谷翔平投手がア・リーグMVPに選出された。
本来ならこれまで3度のMVPに輝いたエンゼルスのマイク・トラウト外野手(打率.333、8本塁打、18打点)が大本命だったが右ふくらはぎを痛め戦線離脱。夏場まで戻ってこられない状況だが「彼のチームメートの“ある選手”がア・リーグのMVPの本命に躍り出た」とし、二刀流を復活させた大谷をMVPに選出した。
記者7人中6人が大谷を推しており「100年もの間、誰も成し遂げていない選手を選ぶのは当然の選択」、「投打での活躍はあまりに素晴らしくチームが強いか弱いかは影響しない」、「健康を維持できれば、これまでのすべての野球選手のなかで最高のシーズンを送ることになるだろう」と理由を語っている。
その中で唯一、大谷に投票しなかったマイケル・シャピロ記者はメジャートップタイの16本塁打をマークしているブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手を選出。「オオタニを選ばないのは心苦しいが……」と前置きしながら「ゲレーロJr.の素晴らしい活躍はオオタニの二刀流の活躍よりチームに貢献している」と、球団への“貢献度”を重視したようだ。
それでもこのまま怪我なくシーズンを過ごし、投打での二刀流を継続することができれば「ショウヘイは球界で最高の才能だ。この猛烈なペースを維持すれば最終的にMVPに選ばれるかもしれない」と、その才能を高く評価していた。
(Full-Count編集部)