大谷翔平は「まるでバリー・ボンズ」 代打四球→ブーイングに敵軍メディア感嘆
9回2死で四球出塁、敵地ファンがジャイアンツ投手へブーイングを浴びせた
■ジャイアンツ 6ー1 エンゼルス(日本時間1日・サンフランシスコ)
エンゼルスの大谷翔平投手は5月31日(日本時間6月1日)、指名打者制のない敵地・ジャイアンツ戦の9回に代打で登場した。四球で出塁したが、ジャイアンツ投手へブーイングが浴びせられる珍事が起こった。打率.263。チームは1-6で敗れて連勝は2で止まった。
大谷の出番は1-6で迎えた9回2死。投手・キハダの代打で登場した。元同僚トロピアーノと対戦。3ボールとボール先行になると場内はブーイング。さらに3ボール1ストライクから四球で歩かされると、再びブーイングが響いた。米サンフランシスコ・クロニクル紙のジョン・シェア記者は、「ショウヘイ・オオタニはついに9回2死に代打で登場した。トロピアーノに四球で歩かされ、ジャイアンツのファンはブーイングしている」とツイートした。
オラクル・パークを包み込む異様な雰囲気。「ABC7ニュース・ベイエリア」でスポーツアンカーとして活躍するクリス・アルバレス氏は「この大谷の打席にはバリー・ボンズのような雰囲気がある」と、歴代最多762本塁打を放ったジャイアンツOBと重ね合わせた。
指名打者制のないナ・リーグ本拠地2連戦。1日(同2日)も大谷はベンチスタートの可能性が高く、出番を見られる場面は少ない。全米での大谷人気を感じさせる一幕だった。
(Full-Count編集部)