鷹・三笠GM「契約解除する意向はない」 失踪したキューバ代表ロドリゲスについて説明

ソフトバンクのアンディ・ロドリゲス(写真は入団会見時のもの)【写真:球団提供】
ソフトバンクのアンディ・ロドリゲス(写真は入団会見時のもの)【写真:球団提供】

「当社とも、キューバ野球連盟とも音信不通になっている」

 ソフトバンクの三笠杉彦取締役GMが8日、オンラインで会見を行い、東京五輪予選の米大陸予選後に失踪した育成選手のアンディ・ロドリゲス投手についての現状を説明した。寝耳に水の事態に三笠GMは「当社とも、キューバ野球連盟とも音信不通になっている」とした。

 ロドリゲスはアメリカ大陸予選に出場するキューバ代表に選出され、フロリダ州で行われた予選に参加。キューバ代表は初戦から2連敗を喫するなど、オープニングラウンドで敗退が決まり、初めて五輪出場権を逃すことになった。

 ロドリゲスはともにキューバ代表に参加していたモイネロ、デスパイネと共に7日にフロリダを出発、8日に再来日する予定となっていた。だが、三笠GMによると、出発3日前に予定されていた渡航前のPCR検査の会場に姿を見せずに音信不通となり、7日の出発時にも現れなかったという。

 三笠GMは契約を破棄したという一部の報道については否定。「契約破棄と発表したとありましたが、日本語訳に語弊がある。キューバ連盟の発表として認識しているのは、契約内容を破って飛行機に乗らなかった、と発表したということ。それは誤解なきようお伝えしたい」とした上で、球団の対応としては「今後の球団内での協議になるが、連絡が取れていない状況。まずは、所在を確認する。まだ、こちらとしては契約解除する意向はないですし、戻ってきてもらいたい」とコメントしていた。

【動画】ファーム公式戦初登板で三振を奪うロドリゲス

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