大谷翔平の“メジャー史上初の快挙”に注目 先発登板で10奪三振→翌日に本塁打
10K無四球で今季2勝目挙げた翌日の第1打席で16号ソロ
■エンゼルス 12ー5 マリナーズ(日本時間6日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地でのマリナーズ戦に「2番・DH」で出場。菊池雄星投手から、第1打席に8試合ぶりの一発となる16号ソロを放った。今季2勝目を挙げたマウンドから一夜明けての痛快な一発。地元放送局「バリー・スポーツ・ウエスト」によると、10奪三振を奪った翌日に本塁打をマークするのは史上初の快挙となった。
初回1死走者なしで、菊池の1球目を完璧に捉えた。あっという間にバックスクリーン左へ着弾。打球速度112.5マイル(約181キロ)、飛距離436フィート(約133メートル)の“弾丸特大”16号に、球場は拍手喝采だった。8回1死二塁で迎えた第5打席にも左翼線へ技ありのタイムリー二塁打を放ち、5打数2安打2打点と躍動した。
前日4日(同5日)の同カードでは、今季5度目の“リアル二刀流”として「2番・投手」で出場。渡米後初の無四球投球で、6回4安打2失点。今季最多タイとなる10三振を奪い、2勝目を挙げた。同局の公式ツイッターは「投手として10奪三振を記録した翌日に本塁打を打った史上初の選手」と投稿。公式に記録されている1906年以降はこれまで前例がなかったと綴った。
マウンドで魅せた翌日は、バットで驚かす。投打での躍動が止まらない大谷に、また新たな称号が加わった。
(Full-Count編集部)