「イチローの送球を思い出す」 右翼→三塁“女子版レーザー”が「なんてライフル!」
ファンの驚きおさまらず「まるでスター・ウォーズから出てきたもの」
今でも語り継がれるイチロー氏の“レーザービーム”。メジャー1年目の2001年、右翼から三塁に投じられた“矢”は、全米の度肝を抜いた。あのシーンと似た衝撃プレーが、女子ソフトの試合でも。MLB公式も注目した美技に「イチローのスター・ウォーズ送球を思い出すよ」「なんてライフルだ!」などと驚きの声が続出している。
8日(日本時間9日)に行われたフロリダ州立大-オクラホマ大戦。2回裏無死二塁とオクラホマ大がチャンスを迎えた場面で、打球は右翼方向に飛んだ。右翼手のカレイ・ハーディングが捕球した瞬間、二塁走者はタッチアップ。すると、ハーディングは体の角度を変えて三塁へ送球した。ノーバウンドの“レーザービーム”でアウトになった走者は、思わず苦笑いを浮かべた。
このプレーを、MLB公式の動画コーナー「カット4」がツイッターで公開。「就寝する前になにか見るつもりなら、それはこのエリートな送球であるべきだ」とのメッセージを添えた。ファンも続々と反応し「なんて肩だ!」「なんてロケットだ」「エリートな送球。エリートなタッチ」「まるでスター・ウォーズから出てきたもののよう」などとコメント。NPBでも今季、ソフトバンクの谷川原健太が2軍戦で見せたレーザーが新庄剛志氏の目に留まるなど、外野手の見せ所となる強肩。“女子版イチロー”とも思える送球は、称賛に値する衝撃だった。