「そんなバカな…ありえない!」大谷翔平、3戦連発23号に敵地解説の悲鳴止まらず
敵地解説が分析「完全なローボールヒッターだと…」
■タイガース 5ー3 エンゼルス(日本時間21日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地のタイガース戦でシーズン自己最多となる23号2ランを放った。両リーグトップに並ぶ驚異の3試合連発に、敵地の中継局「バリー・スポーツ・デトロイト」の解説も、打球が着弾する前から悲鳴。「そんなバカな……ありえない!」と嘆き、脱帽するしかなかった。
「2番・指名打者」で先発出場した大谷の第3打席だった。2点を追う5回1死二塁で、2年目右腕・マイズからバックスクリーンへアーチ。何度も雄叫びをあげ、ダイヤモンドを駆け抜けた。自身4度目となる3戦連発で、6月15日(同16日)の敵地・アスレチックス戦から驚異の6戦6発。リーグの本塁打王争いで両リーグトップを走るブルージェイズ・ゲレーロJr.に一気に並んだ。
相手にとってはショックの大きい一発で、同局実況のダン・ディッカーソン氏も「ショウヘイへのミステイク。彼は茂みまで持っていった。この連戦で4本目です」と信じたくない現実を伝えた。解説のジム・プライス氏は「今日、オオタニに対して初めてゾーン低めに投げた球だったと思います」と分析。敵ながら天晴れといった様子で「完全なローボールヒッターだとあらためて確信しました」と唸った。試合こそ延長の末タイガースが勝利したものの、大谷が与えたインパクトは計り知れなかった。
(Full-Count編集部)