「どうやって打つの?」異次元の防御率0.50… 無双デグロムの160キロ超3連発に米震撼
5回無失点と好投したデグロムは160キロ超えを23球も投げる
■メッツ 4ー2 ブレーブス(日本時間22日・ニューヨーク・ダブルヘッダー第1試合)
21日(日本時間22日)に行われたブレーブス戦で今季7勝目をマークしたメッツのジェイコブ・デグロム投手。今季12試合目の先発マウンドに上がると、5回を投げて1安打無失点と好投した。これで6月はいまだ無失点。5月25日のロッキーズ戦の2回に1点を失って以降、5試合、30イニング連続無失点となり、防御率は驚異の0.50となった。
初回から100マイル(約161キロ)を超える真っ直ぐを連発したデグロム。この日の最速は101マイル(約162.5キロ)をマークし、99.4マイル(約160キロ)を超えたのは、実に23球もあった。この日から粘着物質の取り締まりルールがスタートしたが、そんなものはお構いなしの異次元のピッチングだった。
デグロムのボールには見ている者も驚愕。初回先頭のロナルド・アクーニャJr.をたった3球で空振り三振に取った場面はアウトコースに3球連続で100マイル前後のストレートを投げ込む衝撃の投球。MLB公式ツイッターがこの3球を動画で公開すると、ファンからも「どうやってあれを打つの?」「驚くほどすごい」「MVP。野球の神」「とにかく素晴らしい」と称賛の声があがっていた。