無双デグロムの今季ワースト自責2に米注目 「6回を投げて2失点“も”した」
13先発で防御率0.69、自責点が導入された1913年以降では史上2番目の好成績
■メッツ 4ー3 フィリーズ(日本時間27日・ニューヨーク)
メッツのジェイコブ・デグロム投手が26日(日本時間27日)、本拠地のフィリーズ戦で6回3安打2失点と好投。勝ち負けは付かなかった。実に1か月ぶりの自責点を喫し、防御率0.50から0.69となった。
デグロムは2回1死二塁からメイトンに右前適時打を許して連続イニング無失点は31で止まった。6回1死満塁ではマカチェンの勝ち越し中犠飛で2点目を献上。6回5奪三振1四球、3安打2失点。自責2は今季13登板で初めてだった。
メッツ専属アナウンサーのウェイン・ランダッゾ氏は「今季のデグロムの中で最悪の先発登板だった。6回を投げて3安打2失点“も”した」とツイートした。地元放送局「SNY」のスティーブ・ゲルブス氏は「地球上の人からすればそれでも非常に素晴らしい成績だ」と伝えた。
MLBスタッツによると、13先発登板で記録した防御率0.69は自責点が導入された1913年以降では史上2番目の好成績(歴代1位は1914年ダッチ・レオナルドの0.68)だという。いずれにしても現代最強投手であることに変わりはない。