大谷翔平、球宴1次ファン投票で独走1位突破 DH部門で約200万票、29日から最終投票
大谷は196万1511票を獲得、2位のJD・マルティネスに120万票差を付けた
大リーグ機構(MLB)は27日(日本時間28日)、オールスターゲームの先発出場野手を決めるファン投票の1次ラウンドの結果を発表した。エンゼルスの大谷翔平投手はア・リーグ指名打者部門で196万1511票を獲得し、トップで最終の2次ラウンド進出を決めた。同部門で2位に入ったレッドソックスのJD・マルティネス外野手は75万5663票で、約120万票差をつけての独走。選出されればメジャー4年目で初。日本人野手では4人目の快挙となる。
大谷は14日(同15日)に発表されたファン投票の第1回中間結果で52万6608票を集めてトップ。21日(同22日)の第2回中間発表では117万4069票まで伸ばし、2位にダブルスコアの大差を付けていた。そのまま大勢は変わらず、2次投票に進む各ポジションの得票上位3人(外野手は9人)に入った。
28日(同29日)からの2次投票で各ポジションの1位(外野手は3人)がオールスター戦の先発メンバーとなる。1次投票の得票数は最終投票に持ち越されない。2段階のファン投票が導入された2019年は1次投票で1位だった選手が2次投票で逆転されたケースは4度ある。投票結果は7月1日(同2日)に発表され、7月5日(同6日)に全出場選手が出そろう。
打者・大谷が選出されれば、日本人野手ではイチロー、松井秀喜、福留孝介に続き4人目となる。すでに7月12日(同13日)のホームランダービーには、日本人で初めて出場することを表明。オールスター戦では投打同時出場の期待もあり、球宴の目玉となりそうだ。
(Full-Count編集部)