世にも奇妙な三重殺に「一体どうなっているんだ!?」 満塁でゴロも走者が動かない珍事
無死満塁で遊ゴロも二塁走者は三塁へ向かおうとせず…
満塁の場面で、打者の打球はフェアゾーンへのゴロ。走者は次の塁に進まねばならないフォースの状態となるが、なぜか進塁を怠り三重殺になるという珍プレーが米独立リーグの試合で起きた。
1日(日本時間2日)に行われた米独立リーグ「ゲートウェイ・グリズリーズ」対「サザンイリノイ・マイナーズ」で珍事は発生した。マイナーズは5回に無死満塁のチャンスを迎え、打者は遊撃へのゴロを放った。ところが、なぜか二塁走者は三塁へ向かおうとせず。二塁を狙った一塁走者も、二塁走者の様子を見て一塁に戻ってしまった。
ボールは遊撃手から捕手に渡り、まず三塁走者が封殺。そして捕手はゆっくりと三塁へ転送、三塁手は二塁に転送してトリプルプレーが成立した。
グリズリーズの実況を務めるブランドン・ロス氏は、この模様を自身のツイッターに投稿。試合の実況者は「走者が走っていません! トリプルプレーです! 走者たちは何をやっていたんだ!? 一体どうなっているんだ!?」と叫んでいる。
今季はヤンキースがトリプルプレーを3度成立させているが、6月17日(同18日)のブルージェイズ戦では、無死満塁の投ゴロで三塁走者が本塁へ突入しなかったことがその要因となった。今回も走者のボーンヘッドが三重殺を招いてしまった。