大谷翔平、初の2敬遠に米記者らからも不満「歩かせるのを止めろ」「打つのを見たい」
2回、6回の好機で申告敬遠で歩かせられた大谷
■エンゼルス ー オリオールズ(日本時間4日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、本拠地のオリオールズ戦に「2番・指名打者」で先発出場した。2回無死三塁での第2打席、6回2死三塁での第4打席と2打席で敬遠四球で歩かされて勝負を避けられ、本拠地のスタンドからは大ブーイングだった。
強打者の証とはいえ、ファンが不満を爆発させた。3点リードの2回無死三塁。タイムリーの期待が高まったが、勝負を避けられた。今季4個目の敬遠四球で歩かされ、得点にはつながらなかった。3点リードの6回2死三塁での第4打席でもまたしても敬遠。初の1試合2敬遠に、再びスタンドからは大ブーイングが起こった。
オリオールズの徹底した大谷への警戒ぶりに米メディアも即座に反応。「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニを歩かせるのを止めろ! 我々は彼が打つところを見たいんだ」とツイートした。
また、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブルーム記者は「オリオールズはショウヘイ・オオタニを3回歩かせた。2つの敬遠は相当なブーイングを受けた」と綴り、エンゼルス公式ラジオ局司会者トレント・ラッシュ氏は「オリオールズのブランドン・ハイド監督は昨夜、オオタニ1人に負かされたと話していた。彼はまたそうならないようにしているのだろう」と指摘していた。
(Full-Count編集部)