驚異の変化に「吐き気を催す」 ダルビッシュ、浮き上がり消えた“魔球”に米衝撃
初回の先頭・ヘレーラから奪った空振り三振、内角低めのカーブが驚異の変化
■フィリーズ 4ー2 パドレス(日本時間4日・フィラデルフィア)
パドレスのダルビッシュ有投手は3日(日本時間4日)、敵地でのフィリーズ戦に先発し6回4失点で今季3敗目を喫した。雨で試合開始が遅れ、さらに中断となった一戦で力投を見せた。その中でも驚異の落差で空振り三振を奪った“魔球”にファンは「吐き気を催す」と衝撃を受けたようだ。
2時間遅れでスタートした試合。ダルビッシュの“魔球”が披露されたのは初回だった。先頭のヘレーラをカウント1-2と追い込むと内角低めのカーブで空振り三振を奪った。
一度浮き上がるような軌道を見せ、一気に急降下した1球を「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで「ダルビッシュ、たちの悪い79マイル(約127.1キロ)のカーブボール」とコメントを添え動画を公開。
左打者ヘレーラの左足にあわや直撃するほどだった驚異の変化にファンも「これはエグイ」「暴力的だ」「吐き気を催す」「ビューティフル」「完全に彼をもて遊んだ」と大絶賛だった。