菊池雄星、球宴初出場に指揮官が最大級の賛辞「今や先発陣のリーダーだ」
今季はここまで15試合に先発し6勝3敗、防御率3.18
マリナーズの菊池雄星投手がメジャー3年目にして初めてオールスターゲームに選出された。今季はここまで6勝3敗、防御率3.18の好成績を残す左腕にスコット・サービス監督も「素晴らしい前半戦を送っていた。今や彼は先発陣のリーダーだ」と最大級の賛辞を送っていた。
メジャー移籍後の2019、2020年は6勝11敗、2勝4敗と苦しんだが、今シーズンは先発ローテの中心として15試合に先発し6勝3敗、防御率3.18。平均球速95マイル(約153キロ)の直球とスライダーを武器にエース級の活躍を見せている。
菊池の球宴出場が決まったことを受け、サービス監督は4日(日本時間5日)のレンジャース戦後に報道陣たちに対応。ここまでの活躍ぶりを「ユウセイは素晴らしい前半戦を送っていた」と称賛を送った。
ロッカールームではナインたちの前で出場決定を祝ったことを明かし「彼はチームのみんなにこんな話をしていた。『ここ2年苦戦していたことはみんな知っていると思うが、その間みんなが助けてくれた』と。それはあの部屋にいたみんなにとって、とても訴えかけるものがあったと思う」と、菊池の人間性も高く評価していた。
メジャー3年目を迎え今やチームに無くてはならない存在となった左腕に「日本人選手としてのあらゆるプレッシャーなども考えれば、彼には脱帽せざるをえない。今や私たち先発陣のリーダーだ。登板する時はいつでも長いイニングを投げ、チームを勝利に導いてくれる」と絶大な信頼を置いていた。
また、同僚のクリス・フレクセン投手も「キクチが選ばれて本当に興奮している。今季アンビリーバブルな投球をしているんだ! 見ていてとても刺激的だよ」と祝福していた。
(Full-Count編集部)