「まだオールスター休暇前なのに…」 大谷翔平、日本人最多32号に米メディアも仰天
レッドソックス戦の5回に32号ソロを放った大谷翔平
■エンゼルス ー Rソックス(日本時間8日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、日本人最多本塁打記録を塗り替えた。本拠地でのレッドソックス戦に「2番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で左前打を放つと、5回先頭で迎えた第3打席で3試合ぶりの32号ソロ。松井秀喜氏の持つ日本人シーズン最多本塁打記録を更新した。
待望の一発は第3打席。3球目、5球目と脚に自打球を当てて絶叫し、顔を歪めたものの、痛みに耐えつつ、豪快なアーチを放った。7球目、左腕ロドリゲスの投じたチェンジアップを捉えて右翼スタンド中段付近へアーチを突き刺した。勝ち越しの32号ソロ本塁打。2004年松井秀喜(ヤンキース)が記録した日本人最多本塁打を塗り替えた。
オールスター前での32本目の本塁打に米メディアも一様に驚愕した。カナダのスポーツメディア「ザ・スコア」はツイッターで「ショウヘイ・オオタニが1シーズンでの日本人選手の最多本塁打記録を塗り替えた。そして我々はまだオールスター休暇前だ」と投稿。米スポーツ専門局「FOXスポーツ:MLB」も「32号…オールスター休暇にも入っていないのに。私たちはショウヘイ・オオタニから非常にスペシャルなものを目撃している」とした。
また、マイアミ州のTV局「WPLG-TV」のキャスターを務めるデビッド・ラング氏は「オオタニは相変わらず凄まじい。32ホームラン。非現実的だ」と投稿。ここ10試合で8本塁打と、アーチを量産し続けている大谷に驚きを隠せなかった。
(Full-Count編集部)