大谷翔平が「またやってくれた」 右翼席最上段への超特大33号をマドン監督称賛

会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)
会見に臨んだエンゼルスのジョー・マドン監督(画像はスクリーンショット)

ア・リーグ記録の61本塁打ペース

■マリナーズ 7ー3 エンゼルス(日本時間10日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、敵地でのマリナーズ戦で超特大33号ソロを放った。「2番・指名打者」で先発出場すると、3回の第2打席で右翼4階席へ飛び込む約141.1メートルのビッグフライ。チームは3-7で敗れたものの、試合後、ジョー・マドン監督は「彼はまたやってくれた」と称賛した。

 2点リードの3回1死、苦手左腕のゴンザレスが投じた高めシンカーを完璧に捉えた。右翼最上段席へ消える33号ソロ。マリナーズ本拠地で史上最速弾となる打球速度116.5マイル(約187.5キロ)でスタンドに突き刺す一発。同僚のアップトンでさえベンチ内で頭を抱えたほどで、しばらく敵地はどよめきが収まらなかった。

 初回1死はニゴロに倒れ、5回2死一塁ではヘルメットを飛ばして空振り三振。7回2死一塁は相手の好守に阻まれてニゴロに倒れ、この日は4打数1安打1本塁打。試合後のマドン監督は「遠くまで飛んでいったね。463フィートだったかな? 捉えた打球はインクレディブルだった。彼はまたやってくれた」と、主砲のバットを称えた。

 これで87試合で33本塁打とし、シーズン61発ペースに。61本塁打ならベーブ・ルースが1927年に記録した自己最多60本塁打を超え、1961年ロジャー・マリスのア・リーグ記録に並ぶ。また、記録専門会社「エリアス」によると、外国人選手によるオールスター戦前の33本塁打は通算609本塁打のサミー・ソーサと並んで歴代トップタイとなった。

(Full-Count編集部)

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