大谷翔平はMLBの“宝” コミッショナーも感謝「国際的成長に重要な役割」
マンフレッド氏「高校生の頃から彼の評判は広まっていた」
■ナ・リーグ ー ア・リーグ(日本時間14日・デンバー)
大リーグのオールスターは13日(日本時間14日)、ロッキーズの本拠地クアーズ・フィールドで開催され、エンゼルスの大谷翔平投手は「1番・指名打者」兼先発投手で出場。投球では160キロ超の剛速球を連発させて1回を3人で退けた。打席は二ゴロ、一ゴロの2打数無安打だった。試合前に取材に応じたロブ・マンフレッド・コミッショナーは大谷を「間違いなくアメージングな選手だ」と絶賛した。
前半戦は両リーグ通じてトップの33本塁打、そして投手として4勝をマーク。投打二刀流で今季のメジャーリーグを沸かせている大谷に、MLBトップも賛辞を惜しまなかった。マンフレッド氏は「間違いなくアメージングな選手だ。彼は我々のゲームが国際的に成長していくために重要な役割を果たしてくれている。それはとても重要なことだ。高校生(花巻東高)の頃から彼の評判は広まっていたが、彼はそれを確かに証明した」と語った。
今季のメジャーリーグは27歳の大谷以外にも22歳のブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)、フェルナンド・タティスJr.(パドレス)ら若い力が台頭。「ジュニアーズも大好きだ。ブラディミール・ゲレーロJr.、フェルナンド・タティスJr.、不幸にも酷い怪我でロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)はここに来られなかったが、若い選手たちが引っ張ってくれている。若い才能がこれから数年どんどん出てくる。それはこのスポーツにとって非常に良いことだ。とても楽しみにしているよ」とマンフレッド氏。新しい世代がリーグを活性化させている状況に満足そうだった。
(Full-Count編集部)