人口2000人の町を女子野球タウンへ 北海道・喜茂別町と全日本女子野球連盟が連携協定
硬式クラブ「ホーネッツ・レディース」のホームに
全日本女子野球連盟と北海道喜茂別町の連携協定式が18日、北海道江別市の野幌総合運動公園硬式野球場で行われた。札幌市に隣接する人口2000人の喜茂別町は今年5月、女子野球をシティプロモーションとして活用して地域活性化を目指す「女子野球タウン」に認定されていた。
スイートデコレーションカップ第8回女子硬式野球北海道大会の会場で行われた調印式には、全日本女子野球連盟の山田博子会長と喜茂別町の内村俊仁町長が出席。今後、女子野球を通じて女性が輝く町づくりを目指して様々な活動を行い、地域創生を推進していく。
今年4月にNPO法人北海道ベースボールクラブと地域連携協定を締結した喜茂別町は、同法人が運営する北海道で唯一の女子硬式野球クラブ「ホーネッツ・レディース」のホームタウンとなり、チームはすでに町営球場で練習を開始している。将来的には、選手の雇用と定住を視野に入れている。
(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)