大谷翔平、球宴を境に急降下… 後半戦6試合で打率.167、14三振に米メディアも懸念
前田健太の前に2三振を喫するなど、3打数無安打に終わった
■エンゼルス 3ー2 ツインズ(日本時間23日・ミネソタ)
エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、敵地でのツインズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打に終わった。2試合連続で1試合3三振を喫し、球宴後の6試合で24打数4安打1本塁打4打点で、14個も三振を喫している。
前田健太投手と2年ぶりの直接対決となったこの試合。初回の第1打席で空振り三振に倒れると、4回の第2打席はニゴロに凡退。5回の第3打席も空振り三振を喫し、日本人対決は3打数無安打2三振と完敗に終わった。
さらに、投手が代わった8回の第4打席でも空振り三振を喫し、2試合連続の3三振。1試合3三振以上は今季10度目となった。オールスターを終えてからの6試合で27打席に立ち、三振は24個となった。
この三振数の多さに、米メディアからも懸念の声があがる。米メディア「FTNネットワーク」のクリス・ミーニー記者は「ショウヘイ・オオタニはホームランダービー以降24打数4安打14三振だ。彼は今引っ張りモードに入っている」とツイートすれば、ジ・アスレチックのエンゼルス番サム・ブルム記者も「ショウヘイ・オオタニはオールスター休み以降、27打席で14三振だ」と伝えた。
また、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のエンゼルス番ジェフ・フレッチャー記者も自身のツイッターで「まだ感情的になりすぎるにはサンプルが少なすぎるが、注視するに値することだ」とレポートし、大谷の打撃の状態を心配した。米スポーツ専門局「ESPN」の記録部門「ESPN Stats&info」の公式ツイッターによると、球宴後6試合で14三振を喫したのは大谷が史上4人目。過去の3人のうち2人は投手だったという。
(Full-Count編集部)