大谷翔平がソーサ&オルティスに並ぶ 7月中の35発到達は米国外選手で4人目
打球速度110マイル(約177キロ)以上の本塁打17本はMLBで最多
■エンゼルス 6ー2 ツインズ(日本時間26日・ミネソタ)
エンゼルスの大谷翔平投手が25日(日本時間26日)、6試合ぶりの35号本塁打を放った。敵地でのツインズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、6回の第3打席で勝ち越しのソロ。本塁打王を争うブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.に3本差をつけた。
打った瞬間に本塁打と分かる完璧な一発だった。2番手左腕・コロンのスライダーを捉えると、大谷は確信歩き。飛距離414フィート(約126.2メートル)、打球速度112.6マイル(約181.2キロ)。右翼スタンドに突き刺さるアーチとなった。チーム98試合での35本塁打以上は、ア・リーグでは2013年のクリス・デービス以来、リーグ8年ぶりだ。
この一発で大谷は35号に到達。米スポーツ専門局「ESPN」のデータ部門「ESPN Stats&info」によると、米国外出身選手で7月中に35本塁打に手を届かせたのは、史上4人目のこと。過去の達成者はサミー・ソーサ、デビッド・オルティス、ビニー・カスティーヤで、名だたるスラッガーに大谷がまた肩を並べた。
また、この日の打球速度は112.6マイル(約181.2キロ)の高速本塁打に。「MLBスタッツ」の公式ツイッターによると、今季放った35本塁打のうち17本で打球速度110マイル(約177キロ)以上を記録しており、これはMLB全体で最多となった。
(Full-Count編集部)