ダルビッシュ、3発浴び6回5失点で約1か月半勝ちなし 米10年目で初めて“投手に被弾”
5回にロッキーズ先発マルケスにバックスクリーン弾浴びる
■パドレス ー ロッキーズ(日本時間1日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が31日(日本時間8月1日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発し、6回を5安打2四球5失点で今季8勝目とはならなかった。相手投手にまさかのバックスクリーン弾を浴びるなど、今季ワーストの3被弾。約1か月半勝利から遠ざかっている。
2回まで無安打の滑り出し。3回先頭に四球を与えたのをきっかけに1死三塁を招くと、ブラックモンの二ゴロの間に先制を許した。さらに続くロジャーズにソロを浴びて計2点を失った。直後に味方打線が同点に追いついたが、5回先頭のディアスにソロを被弾。さらに先発のマルケスにも豪快弾をバックスクリーンに運ばれ、唖然とした表情で首を傾げた。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ダルビッシュが投手に本塁打を浴びたのは、メジャー10年目にして初めてだった。
6回は先頭のストーリーに二塁打を浴びたのをきっかけに2死二塁からジョーに中前適時打を浴びて5失点目。3点ビハインドの状況でマウンドを譲った。打者25人に対して102球。防御率3.48となった。
6月21日(同22日)のドジャース戦を最後に勝ち星から遠ざかっているダルビッシュ。黒田博樹に並ぶメジャー通算79勝にリーチをかけている状況だが、この日も勝利から見放された。
(Full-Count編集部)