大谷翔平を一発同点ピンチで三振斬り 敵将は救援陣にご満悦「素晴らしい仕事」
一発同点の7回2死満塁でロマノが空振り三振に仕留めた
■ブルージェイズ 4ー0 エンゼルス(日本時間11日・ダブルヘッダー第2試合・アナハイム)
ブルージェイズは10日(日本時間11日)、敵地で行われたエンゼルスとのダブルヘッダー第2試合で4-0で完封勝ちした。試合後、チャーリー・モントーヨ監督は大谷翔平投手を抑えた自軍の救援投手を称賛した。
4点リードの7回2死満塁。一発が出れば同点の大ピンチだったが、4番手・ロマノが99.4マイル(約160キロ)のフォーシームで空振り三振に仕留めた。モントーヨ監督は「誰も満塁でオオタニと対戦したいと思わない。ロマノは真っ向勝負して、球界屈指の打者に対して素晴らしい仕事をした」と手放しで称賛した。
5回2死一塁では3番手・シンバーが内角低めスライダーで3球三振に仕留めた。大谷が右手を振って不満を示すほどのギリギリのコースを攻めた。指揮官は「彼(シンバー)は自分がどういうプレーをしているのか理解している。上手くボールをコントロールしている。オオタニのような好打者を打ち取るためには、コースにしっかり投げる必要がある」とうなずいた。
先発・ストリップリングが2回で負傷降板したものの、リチャーズ、シンバーと2イニングずつを投げてつなぎ、7回はロマノで完封リレーした。地区首位・レイズとは7.5ゲーム差があるが、ここ10試合は7勝3敗。ワイルドカード争いへ負けられない戦いが続いている。
(Full-Count編集部)