全米注目の“直接対決”で7勝目 大谷翔平の二刀流に米絶賛「目も眩むほどの輝き」
チームトップタイの7勝目、勝利を伸ばせば「サイ・ヤング賞の票をいくつか集めるかも」
■エンゼルス 6ー3 ブルージェイズ(日本時間13日・アナハイム)
ライバル対決を制した“二刀流”に米メディアも称賛の嵐だった。エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)の本拠地ブルージェイズ戦に「1番・投手」で出場し、今季7勝目をマーク。打っても3打数1安打の活躍を見せ地元紙も「目も眩むほどの輝きを見せた」と称えるほどだった。
本塁打王を争うゲレーロJr.との直接対決。“投手・大谷”は初回2死から左前打を許したものの、4回無死二塁は空振り三振。6回1死は四球で歩かせ2打数1安打1四球に抑えた。
一方、“打者・大谷”は初回の先頭で左中間へ打球速度112マイル(約180.2キロ)の弾丸二塁打を放ち、2回1死二塁では四球を選んで1イニング4得点の猛攻に貢献した。
投打の二刀流でチームの勝利に貢献した大谷を地元紙「LAタイムズ」は「ショウヘイ・オオタニが投打で目もくらむほどの輝きを見せた」と称賛。さらに米メディア「ジ・アスレチック」も「十分なほどに興味深いものになっている」と指摘。
ゲレーロJr.には3冠王の期待もかかるが、この日の直接対決で「オオタニがしてきたことを相殺することはできない理由を示した」と言及。エンゼルスのシーズン最多本塁打(47本)を記録するトロイ・グロースまで残り9本に迫っており「彼はそれに並び、さらに上乗せできるペースできている。防御率2.93、92イニングで112奪三振を記録し、サイ・ヤング賞の票をいくつか集めるかもしれない」と、大きな期待を込めていた。
(Full-Count編集部)