161kmピッチャー返しが頭部直撃 ア最多勝右腕、流血アクシデント降板に球場騒然
アスレチックス「バシットは意識があり、病院に向かっています」
■Wソックス ー アスレチックス(日本時間18日・シカゴ)
アスレチックスのクリス・バシット投手が17日(日本時間18日)、敵地のホワイトソックス戦で先発登板。2回の投球中、頭部に打球が直撃するアクシデントで負傷降板した。
両軍無得点の2回無死一、二塁、グッドウィンの打球速度100.1マイル(約161.1キロ)のピッチャー返しを右側頭部に受けた。衝突音とともに右腕はマウンド上に倒れ込む。捕手マーフィーは自軍ベンチへ救護を呼びかけた。米メディア「ジ・アスレチック」によると、頭部は血まみれだったという。
今季リーグトップ12勝をマークし、オールスター戦にも選出された32歳右腕を襲ったアクシデント。敵地も騒然だった。アスレチックスは「クリス・バシットは意識があり、病院に向かっています。可能になれば追加情報を提供します」と発表した。何より無事を祈りたい。