秋山翔吾、またも美技「流れ止めた」 キャッチ失敗なら大量失点の局面で大胆守備
5回2死満塁で守備で登場、直後に中前へ落ちそうな打球をスライディングキャッチ
■レッズ 7ー4 マーリンズ(日本時間22日・シンシナティ)
レッズの秋山翔吾外野手が21日(日本時間22日)、チームのピンチを救うビッグプレーを見せた。本拠地でのマーリンズ戦、同点の5回2死満塁の守備から途中出場し、直後にファインプレー。勝ち越しを許さず、チームは7-4で3連勝を飾った。
いきなり好守で救った。2-2に追いつかれた5回2死満塁。中堅・秋山はブリンソンの中前へ落ちそうな打球をスライディングキャッチした。チームメートは拍手喝采。再三、好守を見せる秋山も大量失点を防ぎ、白い歯を見せた。「初球、1歩目の動き出しが重要だったと思う。あそこで相手の流れを止められたのは大きかったかなと思います」。敵軍はチャレンジしたものの、判定は覆らなかった。「自分では取った自信もあった。あのグラブの使い方でショートバウンドで取る方が難しい」と胸を張った。
打席では5回2死で中直。7回1死はニゴロに倒れた。「2打席でヒットを打つことができれば、スタメンから出そうかと思ってくれるかもしれない。どの打席も僕にとっては重要なポイントになってくる。もうちょっとグラブを付けている時だけじゃなくて、打っている時の方が映像に残るような形にしていきたいですけどね。ずっと思っています。それは」と悔しがった。
シーズンも終盤戦。チームは20連戦中だ。ベンチスタートと慣れないポジションながらも奮闘している。「慣れないポジションというか、そういうポジションに自分がいてしまっているのもある。これで仕方ないと思ったまま終わりないというもある。体のケアというより次の打席でどうやって打ってやろうかなとか、試合に出た時にどういうふうにしてやろうかなというイメージを(している)。練習をやりながら準備しているつもりです」と前を向いていた。