決勝は史上初の“智弁対決”に 02年夏は智弁和歌山が勝利、公式戦は2勝2敗と互角
智弁和歌山の中谷仁監督は史上15人目の「選手&監督でV」にあと1勝
第103回全国高校野球選手権は28日、準決勝2試合が行われ、智弁和歌山(和歌山)と智弁学園(奈良)が決勝進出を決めた。智弁和歌山は第1試合で近江(滋賀)を5-1で破り、19年ぶり4度目の決勝へ。智弁学園は第2試合で京都国際(京都)を3-1で下し、初の決勝へと駒を進めた。
夏の甲子園での“智弁対決”は2002年の3回戦以来、19年ぶりで、決勝での“智弁対決”は史上初となる。2002年では智弁和歌山が7-3で勝利している。また、公式戦では1995年秋の近畿大会準々決勝、2019年春の近畿大会1回戦、2019年秋の近畿大会準々決勝で対戦している。公式戦での対戦成績は2勝2敗となっている。
また、智弁和歌山の中谷仁監督は主将を務めた1997年夏に甲子園で優勝を果たしている。史上15人目の「選手・監督で甲子園制覇」まで、あと1勝に迫った。