大谷二刀流に「疑念」も…「打者・大谷」の進歩「エンゼルス確信」米紙特集
ここまで打率1割と苦しむ大谷
メジャー開幕に向けて投打で調整を続けているエンゼルス大谷翔平。野手としてはここまでオープン戦8試合で24打席に立ち、2安打1打点3四球7三振で打率.100、出塁率.250と苦戦。一方、投手では練習試合の登板もあり、オープン戦だけで見ると1登板で1回1/3を投げ、2安打1四球2奪三振2失点(自責1)で防御率6.75となっている。
渡米1年目でどのように適応していくが注目されている23歳。現地で二刀流に対して懐疑的な見方も出始める中、地元紙「オレンジ・カウンティ・ レジスター」電子版では「オオタニが打者として進歩していくことを、エンゼルスは確信している」との見出しで特集し、今後の改善が見込まれている様子を伝えている。
同紙は「ショウヘイ・オオタニのメジャーリーグの投手たちに対する苦戦が続く中、彼の二刀流に関する疑念が、エンゼルスに対して更に向けられることになるのは間違いないだろう」とレポートしつつ、エンゼルスのマイク・ソーシア監督が「打者・大谷」の適応に前向きな姿勢を見せていることを紹介。指揮官は記事の中で「打撃不振が続くようなら? たらればの話をするつもりはないよ。今現在、タイミングに関して苦しんでいる選手たちがラインアップにはたくさんいると思う。シーズンに向けて、(オープン戦で)この先最後の20~30打席で調整できるように、ハードに取り組んでいくよ」と語っている。
一方、同紙は「打者・大谷」について対左腕と変化球に対して課題が出始めていると指摘。また投手としては16日(日本時間17日)に予定されているロッキーズ戦の登板の内容がポイントとなるとしている。
(Full-Count編集部)