2回途中7失点降板の大谷、メジャー強打者の洗礼に「しっかり受け止める」
158キロ計時も昨季MLB2位のチーム打率誇る強打線に捕まる
エンゼルス大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、米アリゾナ州テンピでの本拠地ロッキーズ戦に先発したが、2回持たず。1回1/3を投げて2被弾を含む7安打3奪三振2四死球7失点(自責7)と大炎上した。2015、16年のナ・リーグ本塁打王アレナドに豪快な一発を浴びるなど、メジャーの洗礼を受けた右腕は「(2回は)1イニング目よりしっかり腕を振っていなかった。そこじゃないかと思う」と話した。
昨季はチーム打率.273で世界一アストロズに次ぐメジャー2位の強打を誇ったロッキーズが、大谷に襲い掛かった。1回こそ最速98マイル(約158キロ)の速球で圧倒したかに見えたが、2回に捉えられた。先頭デズモンドに左翼へ先制ソロを許すと、続くアイアネッタには死球。ここから4連打で3点を追加されると、最後はアレナドに外角低め速球を巧みに捉えられ、左翼への3点弾とされた。
続くストーリーを空振り三振に仕留め、ようやく1死を記録したところで、50球を投げて降板。実戦4度目の先発は課題が浮き彫りになる悔しい登板となった。
試合後、会見に臨んだ大谷は「よくも悪くも日本と同じになることはないんじゃないかと思うので、その都度その都度しっかり受け止めながらやりたいと思っている」と前を向いた。
「打者・大谷」をレッズ投手が称賛
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)