大谷翔平は「少し引っ張り気味になっている」 指揮官は2戦連続無安打に指摘
剛腕コールに3打席連続三振、チャップマンには二飛に倒れた
■ヤンキース 4ー1 エンゼルス(日本時間2日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、本拠地・ヤンキース戦に「2番・指名打者」で先発出場し、4打数無安打で2試合連続無安打に終わった。打率.260。ジョー・マドン監督は「少し引っ張り気味になっているのだと思う。もっと左中間を意識していかないと。本拠地だとあの岩がある方向にね。フィールドの真ん中に打つことが1番大きな修正になると思う」と助言した。
コールの剛速球に苦戦した。初回1死は98.4マイル(約158.4キロ)、3回2死一塁は99.5マイル(約160.1キロ)、6回無死二塁は99.4マイル(約160.0キロ)といずれもフォーシームに空振り三振。守護神チャップマンと対した9回先頭は力のない二飛に抑えられた。指揮官は「1年を通して完璧というわけにはいかない。シーズンの序盤では逆方向へのホームランをたくさん打っていた。自軍のブルペンに放り込んでいた。右のパワーヒッターが打つような打球をね。逆方向にまた打てるようになれば問題ないだろう」と続けた。
チームは1-4で敗れて連勝は3でストップ。剛腕コールには7回15奪三振4安打1失点と圧倒され、指揮官は「今日のコールも絶好調だった。非常に良かった」と脱帽した。それでも、トラウト、レンドンら主力を欠く中でポストシーズン争いをするヤンキースに2勝1敗とカード勝ち越した。「よく健闘したと思う。私は正直なところ満足しているよ。9月にヤンキースとの連戦に勝ち越したんだ。悪くない。むしろ非常に良いことだ」。来季へつながるヤンキース3連戦としたい。
(Full-Count編集部)