大谷翔平、13戦ぶりマルチで復調の兆し 登板翌日に43号3ラン&右前打
本拠地レンジャーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場
■エンゼルス ー レンジャーズ(日本時間5日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・レンジャーズ戦で「2番・指名打者」で先発出場した。2打席凡退で迎えた6回の第3打席で4試合ぶりの43号3ランを放つと、8回の第4打席で13試合ぶりのマルチ安打をマークした。
まずは1点リードの6回無死一、二塁だ。左腕アラードの甘く入ったカットボールを強振。右翼席中段へ43号3ランを放った。飛距離426フィート(約129.8メートル)、打球速度107.2マイル(約172.5キロ)、打球角度31度。打った瞬間にそれと分かる一発だった。
本塁打王争いでは1試合2発でリーグ2位に浮上したロイヤルズ・ペレスに3本差をつけた。年間51発ペース。シーズン本拠地25発は2000年トロイ・グロスが記録した24本を超えて球団新記録。また、グロスが同年に記録したシーズン球団記録47本塁打にも4本差に迫った。
8回の第4打席では元DeNAパットンから結果を出し、8月19日の敵地タイガース戦以来13試合ぶり、今季34度目のマルチ安打をマークした。登板翌日に湿りがちだった打撃で復調の兆しを見せた。
(Full-Count編集部)