世代最速157キロ右腕、明桜・風間球打がプロ志望届提出 今秋ドラフトの目玉

ノースアジア大明桜・風間球打【写真:荒川祐史】
ノースアジア大明桜・風間球打【写真:荒川祐史】

常時150キロ超えの直球が武器、楽天スカウトも「1位の素材」

 日本高野連は15日、2021年度の「プロ野球志望届」の提出者一覧を更新。今秋に開催されるドラフト会議の目玉として注目されるノースアジア大明桜(秋田)の風間球打投手らが追加され計105人となった。

 風間は、今夏の秋田大会準々決勝の秋田戦で、世代最速とされる157キロを計測。決勝の秋田南戦では、3安打完封でチームを全国に導いた。夏の甲子園では、初戦の帯広農(北北海道)を4回まで無安打無失点ながら降雨ノーゲームになるなどアクシデントにも見舞われたが、再試合でも2失点完投。2回戦の明徳義塾(高知)戦にも登板したが、6回2失点で、チームは2-8で敗れた。

 181センチの長身で上から投げ下ろすようなフォームで、常時150キロ近い直球を投じる。さらにスライダーやカーブ、フォーク、チェンジアップなど、多彩な変化球を操る器用さも持ち合わせている。秋田大会では、連日10球団以上のNPBのスカウトが視察に詰めかけており、ドラフトの行方を大きく左右する存在のひとりになる。

 また、全日本大学野球連盟もこの日に「プロ野球志望届」の提出者一覧を更新。法大の小池智也外野手ら3人が追加され計65人となった。

(Full-Count編集部)

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