「ユニホームに対する恥」ヤ軍捕手の判定覆った“逃げ腰プレー”にNYファン激怒
ヤンキースは泥沼の7連敗、初回に先制もその裏の守備で捕手サンチェスが失態
■メッツ 10ー3 ヤンキース(日本時間11日・ニューヨーク)
ヤンキースは10日(日本時間11日)、敵地でのメッツ戦に3-10で大敗し泥沼の7連敗を喫した。ポストシーズン進出に向け暗雲が垂れこめてきたが、NYファンは初回のクロスプレーで“逃げ腰”だった捕手に怒りを爆発させていた。
連敗脱出に向けヤンキースは初回に幸先よく1点を先制。だが、その裏2死一、二塁の場面でバエスが左前打を放つと二走・ビヤーは一気にホームを狙う。左翼手・ギャロが好返球を見せ完全にアウトと思われたが、メッツ側がチャレンジを申告し、結果が覆り同点となった。
リプレー映像を見ると悠々アウトのタイミングで送球を受けた捕手・サンチェスは二走・ビヤーのスライディングを避けるように逃げヘルメットにタッチ。だが、ビヤーの足が先にホームベースに触れているのが確認された。
ニューヨークのTV局「SNY」がこのプレーを動画で公開するとファンからは「恥ずかしいな笑」「あれをミスするなんてあり得ないぞ」「あんなことする捕手は見たことない」「ヤンキースのユニホームに対する恥」「ワォ、絶対的に酷い」と怒りの声が相次いだ。
チームはその後、2回に一時勝ち越したが投手陣が10失点と崩壊し大敗。8月には13連勝の快進撃を見せたが、勢いは止まり9月はこれで2勝7敗と苦しい状況が続いている。