日本の経験で「また野球を好きになった」 元阪神ジョンソンが語る猛虎愛と感謝
元阪神でパドレスのジョンソンにインタビュー「阪神タイガース、頑張って」
元阪神でパドレスのピアース・ジョンソン投手がFull-Count編集部のインタビューに応じ、古巣・タイガースへの思いを語った。阪神では2019年に58試合登板してリーグ2位の40ホールド、防御率1.38。中継ぎの柱として鮮烈な輝きを放った右腕は、インタビュー前編で日本野球から学んだことや思い出などの“タイガース愛”を大いに語った。
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阪神を退団して2年。「PJ」ことジョンソンは異国の地で学んだことについて「また野球を好きになったんだ」と熱い口調で切り出した。一投一打に対して黙々とひたむきに努力する。甲子園で汗を流したことが今のメジャー生活を支えているという。
「懸命に努力し、楽しみ、そして自分の能力を信じた。そのおかげで良いピッチングをすることができて、それがまた自分に自信を与えてくれた。こっちに戻ってきてからも、また自信を持って投げることができているよ」
昨季限りで引退した藤川球児氏や、中日へ移籍した福留孝介外野手。阪神にいた両ベテランとは元カブス選手という縁があった。阪神移籍直後に大いに助けてもらったという。「日本に来た時、コウスケさんとキュウジさんが僕の生活をすごく楽にしてくれた。とても親切にしてくれたから。あらゆることで助けてくれた。本当に素晴らしい人たちだ」。特に同じリリーバーだった藤川への思いは深いようだ。