二刀流は野球が進む道 エ軍世界一MVPが予言、大谷翔平が「先駆者になる」
球団OBエクスタイン氏、臨時コーチとしてキャンプにも参加
エンゼルスでキャンプにも臨時コーチとして参加したデービッド・エクスタイン元内野手が、二刀流の実現を目指す大谷翔平投手について「彼が先駆者になるかもしれない」と“予言”した。米ゴシップサイト「TMZ」の直撃を受け、二刀流こそ野球界が進んでいる方向、との考えを明かした。
ロサンゼルス国際空港で直撃を受けた2002年ワールドシリーズMVPは、大谷が「2番・DH」で先発出場した5日(日本時間6日)のレッズ戦を見たという。インタビュアーに「彼は本物なのか?」と質問されると「可能性はあるよ」と笑顔で答えた。
さらに、二刀流についての見解を問われると「もっと下のレベルを見れば、特に大学までいけば、それ(二刀流)こそ野球界が進んでいる方向だって分かるよ。彼が先駆者になるかもしれない」と、もし大谷が成功例となれば、若い世代が後に続く可能性を示唆した。
身長168センチ。昨季のア・リーグMVPアルテューベのような小柄な体格で、主に遊撃手として活躍。2度の球宴出場と2度のワールドシリーズ優勝を経験したエクスタイン氏の予言は当たるのか。今年からスタートした米でのキャリアを通じて、大谷もエクスタイン氏のようにファンに語り継がれる活躍を見せたい。
(Full-Count編集部)