東大、立大に逆転勝ちで前日のリベンジ成功 井手監督「みんなよく打ちました」
東大は今春最終戦に続く2季連続の白星
東京六大学秋季リーグ戦が26日、神宮球場で行われ、東大が7-4で立大に逆転勝利をおさめた。リーグ戦の連敗を64でストップさせた春の最終戦に続く2季連続の白星に井手峻監督は「みんなよく打ちました」と声を弾ませた。
東大は3点を追う6回に1死から大音周平内野手(4年)が内野安打で出塁すると、4番の井上慶秀内野手(4年)と5番・別府洸太朗外野手(2年)の連続適時打で1点差に。その裏に1点を返されるも、7回に2死一、二塁の好機から大音が右翼へ適時二塁打、続く井上慶が中前へ2点適時打を放ち逆転に成功した。9回にも松岡泰希捕手(3年)が右翼線へ落ちる2点適時打で7点目を奪い、ダメを押した。
前日25日の同戦では5回まで6-1でリードするも、終盤に逆転を許し15-6で大敗していた。東大が立大に勝利するのは2016年秋以来5年ぶり。井手監督は「あんな負け方は何千試合見てきたけど初めて。なんとか昨日のリベンジができました」と肩をなで下ろした。「1つ勝ったら次を。と思ってましたから、勝ちを狙いにいきます」と、早くも次戦を見据えていた。
(上野明洸 / Akihiro Ueno)