大谷翔平、本塁打王逃すも充実「成長できた1年」 46号先頭打者弾で最終戦飾る

先頭打者本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
先頭打者本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

投打二刀流で躍動し「大きい離脱なく終われたのが1番よかった」

■エンゼルス 7ー3 マリナーズ(日本時間4日・シアトル)

 エンゼルスの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地で行われたマリナーズとの今季最終戦に「1番・指名打者」で先発出場し、第1打席で先頭打者弾となる46号ソロを放った。この日は3打数1安打で打率.257。試合後のテレビインタビューでは「大きい離脱なく終われたのが1番よかった」と振り返った。

 初回先頭、左腕アンダーソンの甘く入ったカットボールをバットに乗せた。右中間席へ飛び込む11試合ぶり46号ソロでキャリア初の100打点に到達した。投手として130回1/3、156奪三振、打者として138安打、103得点を記録して、投打5部門での「100」に乗せる「クインタプル100」をメジャー史上初めて達成した。

 この日は2回の第2打席、5回の第4打席では申告敬遠で歩かされ、3打数1安打。2本届かず、日本人初の本塁打王は逃した。それでも、試合後は「長かったですけど、無事に終えられてよかったと思います。大きい離脱なく終われたのが1番よかった。ポストシーズンには行けなかったですけど、来年そこ目指して頑張りたい」と語った。

 チームはトラウト、レンドンら故障者も多く、7年連続でプレーオフ進出を逃す結果に。孤軍奮闘の光った1年を大谷は「残った成績は成績で見つめ直して、成長できた1年だと思うので、改善するところは改善して来年に臨みたい離脱者も多かったので、離脱しないように体調管理勤めて、1年やり切りたいと思っていた」と振り返っていた。

(Full-Count編集部)

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